地方移住

【移住民】3通りの働き方

私たち2人は2021年10月に横浜から田舎に移住しました。

今住んでいるのは、
千葉県の最南端
海と山に囲まれた自然豊かな場所
千葉県館山市です。

私たちは移住と同時に仕事を変えました
SAKIはヨガインストラクターをしていたスタジオを退職
僕はリモートワークできる会社に転職しました。

なぜ仕事を変えてまで移住したのか、
それ以外の選択肢はなかったのか、
これから移住する方の参考になれば幸いです。

移住後の働き方は3択のみ

移住した後の働き方は大きく分けて
この3つしかないと思います。

①完全リモートワークで勤務
②脱サラしてフリーランス・起業
③地場産業で勤務

①完全リモートワーク

これに関してはなかなかハードルが高いのではないでしょうか。

いくらコロナでリモートワークが増えたと言っても
完全リモートで働くことができる会社は限られています。
ベンチャー、外資系企業といった具合でしょうか。

日系大手に勤務している僕の知人もリモートで働いています。

しかし、先日ホンダが完全出社になったり、
イーロンマスクが筆頭株主となったTwitterでは
週40時間強制出社命令が下ったというニュースを見ました。

会社の意向で突然リモートワークが終了する可能性があります。
ということは、
会社の都合で移住生活をやめなければならないことに。。。

ちなみに僕が勤めていた楽天は三木谷社長の意向でリモートワークなし、
IBMでは一部の職種のみ在宅勤務可能ですが基本的には出社勤務でした。

②脱サラしてフリーランス・起業

これもハードルが高いです。

しかし個人事業主として利益を得ることができれば、
将来的に本当の安定を得ることができます。

フリーランスの種類

・情報発信系
・ITエンジニア系
・クリエイティブ系
・接客系
・美容系 etc

移住を考えている方で現在は会社勤めの方、
老後で移住を考えている方などは、
まずこれらの分野で収益化できた状態になることができればベストですね。

③地場産業で勤務

この働き方が一番ハードルが低いです。

地場産業とは、
「地元資本の中小企業が、一定の範囲の地域において、技術、労働力、原材料などの経営資源をもとに特定の産物をつくり、発展してきた産業のこと」

要するに田舎の企業で働くということ。

仕事探しの方法

・Indeedなどの求人サイトで検索
・職安(ハローワーク)で聞いてみる
・地域の人から直接、仕事をもらう

たいていの方は定職に就けると思います。

しかしデメリットとして挙げるならば、
都会と比べて給料が低いです。

どのくらい低いかというと、
ほとんどの求人は良い方で月額18万程度。

しかも、週6勤務なんてこともザラです。

低賃金&長時間労働が田舎で働くということです。

私たちの仕事は?

2人とも地場産業で勤務

そんな私たちは③地場産業で働く
という選択をしました。

僕に関しては①のリモートワークで働いていたのですが
やっぱり移住してきたなら地域の方と触れ合いたいという気持ちと
自宅をセルフビルドしたいという考えから
館山市の工務店に転職しました。

SAKIに関しては将来ヨガで独立するにあたって
地域の人と信頼関係を構築することを目的として
館山市で医療事務をしています。

2人とも将来を見据えて地場産業で働くという選択をしました。

正直、給料面については厳しいです。
ですが、現在は自分たちのやりたいことを達成する
準備期間だと思って働いています。

それに僕が働いている工務店の社長は
田舎臭い働き方とはかけ離れた
現代の働き方を取り入れていただいているおかげで
とても働きやすい環境です。
もちろん副業もOKです。

仕事に対する価値観

私たち2人は普段、特別何かを意識して
生きているわけではありません。
しかし、後々振り返ってみると
やりたいことは全てやってきた人生でした。

世の中の大半の人は「人生=仕事」
になっていると思います。

仕事を人生とするのではなく、
仕事は生きる上での1つのツールであって
仕事に人生を左右されてはいけない。

まとめ

以上、移住民の3つの働き方を紹介しました。

せっかく移住するならば思い描いたような
楽しい移住生活を送りたいですよね。

完全移住ではなく、週末だけといった
二拠点生活も選択肢のうちの1つです。
実際に南房総・館山には二拠点生活をしている方を耳にします。

自分のライフスタイルと相談して
一番良い働き方を見つけてみてくださいね!