私たち2人は2021年10月に横浜から田舎に移住しました。
今住んでいるのは、
千葉県の最南端 海と山に囲まれた自然豊かな場所
千葉県館山市です。
私たちは共に1997年生まれで今年25歳になります。
そんな私たちは移住してから畑をレンタルしています。
現在は有機野菜作りに挑戦中です。
私たちが畑を始めた理由、始め方、現在の様子をご紹介します。
私たちが畑を始めた理由
馬森牧場での経験

2021年7月、私たちが移住したきっかけでもある馬森牧場を訪れた際に
オーナーの女性が帰り際に野菜をお土産としていただきました。
それがとても素敵な野菜だったのです。
横浜に住んでいた私たちにとって新鮮な経験でした。
スーパーに売られている野菜ではなく、
目の前の生きている野菜を収穫すること。
これを経験した私たちは、
将来自分たちの庭で野菜を育てて
それを子供たちに収穫してもらいたいね〜なんて
帰りの道中で話していました。
その夢を叶えるため、
まずは勉強を兼ねてレンタル畑で野菜作りを開始しました。
有機で育ててみたい
「オーガニック野菜」や「有機野菜」というワードを耳にしたことありますよね。
両者とも意味は同じで農薬や化学肥料を使わずに栽培する野菜のことです。
彼女のSAKIが元ヨガインストラクターだったこともあり、
オーガニックには元々興味があった私たち。
農薬・化学肥料を使わないため、
間接的に農薬たちを口にする可能性を限りなくゼロに近づけることができます。
これがオーガニック野菜の最大のメリット。
一方でデメリットも。
それは価格。
かなり高価です。
農林水産省から「有機JAS認定」というお墨付きを受けないと
「有機」「オーガニック」という表示ができず、
また、この認証の審査は非常に厳しいと言われています。
そのため、害虫リスクなどに対応するための人件費や技術にコストがかかり、
自動的に高価になってしまうのです。
だったら自分たちで育ててみよう。
どれだけ大変かできるところまでやってみよう。
そう思い立ったわけです。
始め方
YouTubeで偶然発見
ネット上で畑を貸してくれる農家さんや募集広告を調べてみましたが、
出てくるのは1、2件ほど。
そのうえ、家からかなり離れている場所といった具合で
なかなか好物件に出会いませんでした。
それもそのはず。
余っている畑を持っているのはほとんどの場合がご老人の農家さんたち。
その農家さんが他人に畑を貸してくれる可能性も低いし、
ネットで広告を打つ可能性も低い。
というかほぼ可能性ゼロ。
ヒットするわけがなかったんです。
しかし!
ある日、YouTubeを見ていたら
館山市のNPO法人「おせっ会」のYouTubeチャンネルで
私たちの家の近所の畑が紹介されていました。
・館山市広瀬
・月額 ¥2,000
・1区画 5×22m

家からも近い上に何と言ってもこの値段。
今から考えても信じられないほどラッキーでした。
私たちは奇跡的に発見しましたが、
これから田舎に移住してすぐ畑を始めたい方にとっては大変だと思います。
*畑付きの物件に住むことがベスト
レンタル畑を探す場合はネット上ではなく、
まずは人脈を増やしてその中から見つける方が早いです。
準備したもの
幸いにも畑のオーナー様のご両親が現役の農家さんだったことで、
順調に契約から野菜作りへと進んでいきました。
まずは道具。
最低限の道具を揃えました。
・鍬(くわ)
・バケツ
・スコップ
・長靴
・水やり用の30mホース
・軍手
鍬に関しては館山市にある老舗金物店「三条屋」
というお店を紹介していただき、購入しました。
安価な鍬より高価で重い鍬の方が長持ちするし、
楽に耕せるとアドバイスを頂いたので
ホームセンターではなく金物屋さんへ。
購入したのは¥15,000の鉄鍬。かなり重いです。

それ以外はホームセンター「コメリ」で揃えました。
現在は…

2022年2月後半に契約し、現在も契約中です。
頻度は週2〜3回、1時間かからない時もあれば半日畑にいる時もあります。
休日の午前中には必ず訪れているほど、絶賛どハマり中です。
現在育てている野菜
・じゃがいも
・そら豆(収穫終了)
・ブロッコリー
・ナス
・ピーマン
・トマト
・ゴーヤ
・キャベツ
・里芋
・キュウリ
・ネギ
・スティックセニョール
・ダイコン
・さつまいも
失敗した野菜
・ほうれん草
・サニーレタス
・パプリカ
ご覧のようにすでに失敗した野菜もあります。
まとめ
野菜作り1年目はたくさんの種類に挑戦して勉強することがテーマです。
将来は継続的に育てることができる野菜を増やしていくこと。
欲を言えば、自分たちで食べる分だけでなく、
他の方にも食べていただけるくらいになりたいですね。
野菜や土壌に関して分からないこと、
体力的にキツイことなど課題はたくさんありますが、
それも楽しみながら貴重な経験ができていることに感謝してこれからも頑張ります!