農業

農業資格って無理ゲー

私たち2人は2021年10月に横浜から田舎に移住しました。

今住んでいるのは、
千葉県の最南端
海と山に囲まれた自然豊かな場所
千葉県館山市です。

下記の記事にもある通り、
道の駅で野菜を売り始めた私たち。

野菜販売始めました!私たち2人は2021年10月に横浜から田舎に移住しました。 今住んでいるのは、 千葉県の最南端 海と山に囲まれた自然豊かな場所...

畑を拡大するには農地をGETしたい。
そのためには農業資格が必要だ。

と思い、農業資格の話を聞くために
館山市農業委員会安房農業事務所に行ってきました。

本記事が農業資格取得を考えている方の参考になれば幸いです。

農業資格

農業資格とは

実は明確な「農家資格」というものは存在しません。

農地法により、
「農地を買ったり借りたりする場合には市町村農業委員会の許可が必要」
とあり、市町村農業委員会の農地基本台帳に登録されること
一般的にいう農家資格のこと。

農業委員会に認められると農地を買ったり借りたりできるのです。

取得する要件

各市町村によりますが、
館山市では新規就農者は年150日以上、農業に従事すること

他にも研修を受けていることなどが挙げられますが、
数字の記載があるのは年150日以上のみ。

楽勝だと思うでしょ〜。

安房農業事務所

館山市のHPに新規就農の相談に乗ってくれると記載があったので
安房合同庁舎内3階にある安房農業事務所 改良普及課へ。

新規就農したい旨を伝え、アンケートシートに情報を記入しました。

新規就農担当の職員さんが就農の手引きをもとに
補助金のことも踏まえて説明してくれました。

結論から言うと、
安房農業事務所の職員さんは県の職員さんで館山市だけでなく、
安房地域を担当しているとのことでした。
そのため南房総市の補助金などについても説明してくれました。

館山市で就農を考えているなら
市役所内にある館山市農水産課で話を聞くのが良いと伺い、
そのままの足で館山市役所に向かいました。

館山市農業委員会

昭和感漂う市役所の3階にある農水産課。
その扉を開け、新規就農について伝えると農業委員会の窓口に通されました。

担当はおじさん2人。
新規就農したいから手順を教えて欲しいと伝えると、
・何を栽培するか
・機械はあるか
・どのくらいの農地が必要か
といったような質面責めにあいました。
(高圧的な態度で)

ざっくり説明すると、
農業資格を得るためには農地が必要
→私たちは農地を買いたい借りたい
→でも農地は農業資格がないと買えない借りれない
→そのため農地の名簿すらも見せてもらえない

なぜなら私たちに農業の技術があることを証明できないから

技術の証明として有効なのは
・農業大学を卒業すること
・農家さんの元で研修を受けること

この2つしか認めないとのこと。
そのくせ、明確な研修時間は問わないと。
技術の確認は口頭の会話で判断すると。

めちゃくちゃじゃないか!!!

まとめ

私たちみたいに農地がなく、
証明できる技術もなく、
仕事を辞めて研修できる蓄えがない人。

正直、異業種からの新規就農は豊富な資金がない限り厳しいです。

貧乏になり、リスクを負って農業をやれ」と言われたような気がします。

農業やる気満々だったのに、
意味わからない農業委員会の制度と
高圧的な職員の対応から正直モチベ下がりまくり。。

これからどうしましょ〜。。